今号から医療保険やがん保険を備える・見直しをする際に必要な公的保険制度(健康保険・年金保険・介護保険)の仕組みや役割、必要な情報を分かりやすく解説させていただきます。
創刊号は「健康保険」についてご案内させていただきます。
私たちが日々の生活において、万が一 病気やケガを被り医療機関で入院や手術・リハビリに投薬を受ける際、健康保険を利用することにより、治療費については一般的に3割負担となります。
風邪などの軽度な疾患については多くの方が経験されていると思いますが、脳血管疾患や心疾患、特にがんに罹患した場合、症状や進行度合い、治療方法や長期療養になるなど、費用面や収入面についても不安が募ります。患者側からすると一体いくら必要になるのか不透明です。そんな時に役立つのが「健康保険」にある「高額療養費制度」です。
次回は「高額療養費制度」についてご案内します。