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がん治療の長期化と公的保障について①

保険について

これまでにも、がんに関しては治療費以外にもさまざまな費用が必要になることをお伝えしてまいりました。早期がん、進行がん、再発がんによって、さらに部位によって治療や費用は異なります。繰り返しになりますが、食事代や差額ベッド代等の費用の支出も嵩みますし、長期化すれば、収入の減少も考えなくてはなりません。

今回は、長期化する場合の収入を補てんする公的保障制度をいくつかご紹介させていただきます。先ずは治療費の上限設定がある「高額療養費制度」をベースに、治療が長期化する場合は健康保険の「傷病手当金」(1年6カ月が上限)を活用する手段があります。療養で勤務ができないこと等が条件となります。勤務先の担当部署と相談してみましょう。(国保の場合は非該当となります)