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健康保険制度とがん検診の関連性 前編

保険について

今号から2回に分けて、健康保険とがん検診の関連性についてご紹介させていただきます。

以前このコーナーでも触れましたように、日本には優れた公的保険制度があります。なかでも国民皆保険と言われる「健康保険」は世界を見渡しても例がないほど優れた制度です。

治療費の3割負担や高額療養費制度は諸外国にはありません!

一方、国内のがん検診については、厚労省の統計を見ても依然受診率は低く、全世代の平均値でも50%を下回っているのが現状です。
他方、米国のがん検診受診率は80%超と高水準、他の先進国でも概ね70%水準を維持しております。ほとんどの国では、毎年がん検診を受診しているという状況です。

出典先:日本医師会 諸外国のがん検診データ|知っておきたいがん検診 (med.or.jp)
では、あなたは「がん検診」を毎年受診されていますか?

胃や腸の場合、カメラ検査となり嫌がる方も多いのも理解できますが、近年、身体に負担の少ない遺伝子検査もあり、さまざまな検査を織り交ぜ定期的に受診されることをお勧め致します。